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就職の際の影響や会社の対応について

サラリーマン

パニック障害の人は、仕事も含めた日常生活に支障をきたすケースが少なくありません。

 

パニック発作のほか、予期不安、広場恐怖などの症状が伴うこともあるため、会社員であれば、休職や退職せざるをえないこともあります。そのため、これから社会人になろうとする学生などが就職したとしても、仕事のストレスなどで勤務中に発作が起きる可能性もあります。

 

現在は、発作を抑える有効な薬があるので、ある程度は対処できますが、それでも精神的な不安を抱えたままで仕事をするのは非常に大変なことでもあります。しかし、自宅に引きこもっていては収入を得ることができず、生活が成り立たなくなってしまう可能性もあります。

 

こうしたことから、就職の際に提出する履歴書の「健康状態」の欄に「良好」と記載し、面接のときにも、自分がパニック障害を患っていることを伏せたまま就職する人もいるようです。

 

つまり、パニック障害を抱えていると、就職に不利になるという現実があるからです。

 

実際、不採用になった、あるいは病気を理由に内定を取り消されたというケースがよくあります

 

サラリーマン

採用する企業からすれば、パニック障害に限らず、なんらかの病気を抱えている人を採用することに消極的になるのも無理はありません。

 

やはり、健康でバリバリと働いてくれる若者を求めるのは当然のことといえるでしょう。これは、企業が悪いわけでもなく、また、パニック障害を抱えている人が悪いわけでもなく、誰の責任という問題ではありません。

 

現実問題として、パニック障害の患者が自分の病気を会社側に告げると、まず就職は不可能と考えていいでしょう。だからといって、すべての企業が断固として拒否しているというわけではないので、諦めずに粘り強く探してみることが大事です。

 

最近は、障害者雇用に積極的に取り組んでいる企業も増えてきましたし、またパニック障害をはじめ、うつ病など心の病への理解を示し、温かく受け入れてくれる企業も多くなってきています。

 

アドバイザー

パニック障害だからといって、まったく仕事ができないわけではありませんし、また、薬で発作を抑えることで、健康な人と同じように働くことも可能です。

 

もちろん、病気の重症度によって個人差があるため、一概には言えないものの、軽度のパニック障害であれば、会社の理解を得ることで、いくらでも働くことはできます。

 

就職活動をするうえでは、パニック障害であることを伝えるのは間違いなく不利ではありますが、だからといって隠して入社できたとしても、後で必ず困ることになり、大きな苦しみを味わうことにもなりかねません。

 

就職する際には、病気であることを隠さずに正直に伝え、それで不採用となったとしたら、もともと縁がなかったと諦め、頭を切り替えて別の会社を探しましょう。必ず、理解を得られる会社が見つかるはずです。