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タバコ・アルコール・コーヒーとの関係と傾向について

パニック障害は、タバコやアルコール、コーヒーといった嗜好品と深い関係があります。

 

気晴らしにタバコを吸う程度や、お酒もたしなむ程度、コーヒーで一息入れる程度であれば問題ありませんが、過剰に摂取すると、パニック障害を引き起こしたり、症状を悪化させることになります

 

タバコとの関連性について

タバコを吸う男性

パニック障害の患者の喫煙率は高く、1日に何箱も空けるほどのヘビースモーカーもいます。

 

タバコに含まれるニコチンには、イライラを解消したり、不安感をなくす作用がある反面、体内のニコチンが切れたり、喫煙できない状況に置かれると、吸う前よりも強い不安感に襲われるため、ますます喫煙頻度が高くなり、本数が増えることになります。

 

パニック障害の患者のうち、喫煙者と非喫煙者を比べると、喫煙者のほうが予期不安や広場恐怖の症状が強くあらわれ、マイナス思考も強く、ストレスをより感じやすくなっていることがわかっています。

 

また、タバコはパニック障害の症状の引き金になり、症状を悪化させるばかりか、パニック障害が改善された後にも悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

こうしたことから、タバコを吸う人はパニック障害と診断された時点で、すぐに禁煙したほうがいいでしょう。

 

アルコールとの関連性について

お酒を飲む男性

アルコールは、飲んだ直後のほろ酔い気分で気持ちがよくなり、嫌なことを忘れることができますが、この効果はあくまでも一過性のものであり、長く続くものではありません。

 

体内のアルコールが抜けて酔いが覚めると、飲酒前よりも強い不安を感じることになります。実際、飲酒後にはパニック発作が起きたり、症状が悪化するケースが少なくありません

 

また、パニック障害の治療に用いられる抗不安剤や抗うつ剤、あるいは精神安定剤や睡眠薬(睡眠導入剤)は、アルコールと一緒に体内に取り込まれることによって、効果が強くなったり、弱くなったりすることがあります

 

特に抗不安剤はアルコールと一緒に服用することで様々な危険があるので、パニック障害の治療中は断酒するのが理想的です。

 

コーヒーとの関連性について

コーヒーを飲む男性

コーヒーは、仕事で疲れているときに飲むとリラックス効果があります。

 

しかし、パニック障害の患者でコーヒーを好む人は極端に少ないといえます。これは、パニック障害になるとカフェインに対して敏感になることが理由として挙げられます。

 

実際、コーヒーを飲んだあとにパニック発作が起きることが多いため、極力、飲まないようにしたほうがいいでしょう。

 

もしコーヒーを飲んだあとに不安感が生じたり、激しい動悸に襲われるようなことがあれば、その後は絶対に飲まないようにしましょう。また、コーヒーだけではなく、お茶やコーラなどカフェインを含む飲料も控えたほうがいいでしょう。