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睡眠障害とはどういった病気なの?その特徴について

眠れない男性

パニック障害になると、ほとんどの場合、睡眠障害を併発します。睡眠障害は、パニック障害のパニック発作とその恐怖や不安が原因となって引き起こされるもので、主に「不眠」という形であらわれます。

 

たとえば、心身ともに疲れているのに、寝床についてもなかなか眠れない「入眠障害」、いったんは眠っても、起床時間よりも前の早朝に目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなってしまったり、しばらくしてから“二度寝”してしまうといった症状の「早期覚醒」、眠りについたのに、夜中に何度も目が覚め、再び眠るのに時間がかかる症状の「中途覚醒」などがあります。

 

いずれの場合も、十分な睡眠を得られないため、寝不足となり、日中に強い眠気を感じ、日常生活に支障をきたすことが多くあります。

 

こうした睡眠障害は、ストレスなどが原因で脳がリラックスした状態になれず、高ぶった状態が続くことで熟睡できなかったり、睡眠と覚醒のリズムが崩れてしまう障害です。

 

特にパニック障害の人は、パニック発作の不安や恐怖が伴うため、健康な人よりも睡眠障害が起きやすいことになります。

 

さらに、パニック障害の患者のおよそ半分は、「睡眠時パニック」を経験しているといいます。

 

睡眠時パニックの特徴について

睡眠時パニックは、文字どおり、睡眠中にパニック発作が起こるというものです。

 

具体的には、眠っている最中に、突然、喉が詰まったり息切れを起こし、窒息死するのではないか思うほど激しい恐怖に襲われて目が覚め、そのまま寝つけなくなってしまうなどします。

 

叫んでいる男性

この睡眠時パニックを一度でも経験すると、また発作が起きたらどうしようという予期不安に襲われ、ますます寝つきが悪くなることで、さらに症状が悪化することになってしまいます。

 

また、眠りについたとしても、不安や恐怖が悪夢という形であらわれ、うなされたり、恐怖のあまり、叫び声をあげて飛び起きるといったケースもあります。

 

よく、テレビドラマなどで目にする光景で、大袈裟に表現しているだけだと思っている人も少なくないようですが、悪夢にうなされて叫び声をあげて飛び起きるということは実際にあることなのです。

 

睡眠障害の予防法について

規則正しい生活を送る女性

こうした睡眠障害は普段の生活習慣も影響しているので、予防することが可能です。

 

不規則な生活を送っていると、睡眠中に発作が起こる確率は高くなり、実際に発作が起きてしまうと、再発の不安にかられ、実際に再発する可能性も大きくなります。そのため、できるだけ規則正しい生活を心がけ、睡眠と覚醒のリズムを整えることで、睡眠障害を予防したり、改善していくことができます。

 

また、就寝前に脳の高ぶりを鎮めるために精神安定剤を服用したり、眠りに入りやすいように睡眠薬(睡眠導入剤)を服用することで熟睡することができ、睡眠不足を解消することもできます。

 

精神安定剤を服用しておくことで、睡眠中に悪夢を見てうなされるといったことも解消されます。

 

睡眠障害を根本的に改善するには、その原因となっているストレスを解消したり、軽減することが何より大事であり、これはパニック障害の治療にもつながっていきます。