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家族の対応・接し方次第で病気回復につながることも!

家族

パニック障害の患者は、外出が困難になることが多いため、自宅で療養することになります。そのため、患者がパニック障害を克服するためには、なんといっても家族の支えが重要になります。

 

家族がどのように対応するかによって、病気の経過は大きく左右され、家族の接し方によって、病気が良くなることもあれば、逆に悪くもなることもあります

 

家族が励ますつもりでかけた言葉がかえって患者を傷つけるなど逆効果になってしまうこともあるのです。パニック障害患者の家族は、まず病気の存在を理解するところから始めましょう。

 

パニック障害は、ストレスや脳の機能障害が原因となって起きる、れっきとした病気です。そのため、家族はまず「こういう病気が存在する」ということをしっかりと理解し、家族の一員がその病気を患っていることを認識しましょう。

 

なぜなら、家族が病気のことを理解していなければ、突然のパニック発作の苦しさはもちろん、つらい気持ちをわかってあげることはできないからです。

 

パニック発作が起きそうな時の対処のポイント

寄り添って見守ってあげる

パニック発作が起きそうなとき、あるいは起きてしまったときは、そばに寄り添って見守ってあげましょう。それだけで患者は平静を保つことができるので、適当にあしらったり、無視したりするようなことは控えましょう。

 

家族が混乱してはいけない

発作が起きている最中は、絶対に焦ったり、騒いだりしないようにしましょう。家族が混乱すると、患者の恐怖心が増幅してしまうので、落ち着いて対応しましょう。

 

発作自体はそう長くは続かないので、治まったら、ほんの数分で構わないので、患者の話を真剣に聞いてあげましょう。それだけで患者は心が落ち着き、安心することができます。

 

距離を置くことも大切

日常生活の中で患者が精神的に参っているようなときは、できるだけ寄り添って励ましてあげましょう。

 

状態が安定しているときは、適度に距離を置きましょう。あまり世話を焼き過ぎると、家族に依存し、「自分の力で病気を治そう」という意欲を低下させてしまう可能性があります。

 

外出の際のポイント

外出している家族

パニック障害患者は、発作が起きることを恐れて外出を嫌がるようになるので、できるだけ付き添ってあげましょう。

 

病院へ行く際も、家族が一緒だと、患者が安心するだけではなく、症状があらわれているときの様子などを医師に伝えることができます。同時に、医師の説明や指導を聞くことができるので、より病気に対する理解を深めることができます

 

患者が外出を嫌がっているときは、無理に連れ出さないようにしましょう。患者の状態が安定しているときに、近所を散歩する程度にとどめ、遠出は避けましょう。

 

外出が可能になってくると、患者は自信を取り戻し、治療に取り組む意欲も高まり、病気の回復につながっていきます。